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日本の郷土料理フェア~2022~

日本の郷土料理フェア

日本の郷土料理フェア 3月は「長崎県」です。
2023-03-30
 九州地方の最も西に位置し、美しい島々と半島の海岸線が特徴的な長崎県。
海外との盛んな交流による独自の文化が息づく一方、原爆投下という悲惨な歴史を乗り越え、戦後は奇跡的な復興を遂げ、最盛期には国産石灰のうちおよそ1割を算出するなど、長崎県は日本の産業に大きく貢献しました。
長崎の面積は九州の中では5番目、全国では37番目の大きさです。
海に囲まれた長崎県は、漁港数や水揚げされる魚の種類が全国一位で、タイやアジ、ブリなどの漁獲量はトップクラスで、サザエやカキなども豊富に味わえます。
また、江戸時代から栽培されるビワの生産量も国内1位を誇り、生産量3位のじゃがいもは、かつてジャカルタから長崎に持ち込まれた「ジャガタライモ」が変化したものという逸話も残ります。
 
今月の給食で食べやすくアレンジして提供する長崎の郷土料理は、全国的にもよく食べられている 長崎ちゃんぽんとゆで干しだいこんとかんぼこの煮物です。
長崎ちゃんぽんは、明治時代に ある中華料理店の店主が中国人留学生に安くて栄養があるものを食べさせようと作ったものが始まりと言われています。
一般的に豚肉と長崎特有のはんぺん、キャベツ、ねぎ、もやしなどの野菜類、イカ、エビ、アサリなどの魚介類を入れる料理で、全国的に知られる長崎名物の麺料理です。
ゆで干し大根とかんぼこの煮物は西海市の郷土料理です。ゆで干し大根は西海で寒期に作られている保存食で、大栄大蔵大根という大根から作られています。一方、かんぼこは長崎名物の蒲鉾で、近海で獲れる新鮮なアジ、イワシ、トビウオなどを材料にして作られており、普通の蒲鉾とは異なる味わいの蒲鉾です。どちらの食材も一般家庭や飲食店などで日常的に食べられてます。
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