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日本の郷土料理フェア~2023~

日本の郷土料理フェア

日本の郷土料理フェア 2月は「愛知県」です。
2024-02-20
 愛知県は、年間を通して気候が温和です。現在の名古屋市の町並みは、徳川家康によって築かれた
名古屋城の城下町と宿場町である熱田が基盤になっています。現在も区画の基礎を残しつつ、
問屋街や繁華街が形成されています。
 愛知県では、“八丁味噌”という調味料が親しまれています。大豆、食塩、水の3種だけを原料に
作られる味噌は、熟成に1年、長くて2~3年をかけると言われています。高温多湿になる東海地方の夏は、
味噌が酸っぱくなりやすいため、大豆に麹菌を直接つけることで安全に生育させる技法が発達しました。
 
 八丁味噌は、濃厚なうまみと渋み、酸味が特徴とされていて、愛知県の代表的な面料理のひとつである
“味噌煮込みうどん”や、“味噌田楽”といった郷土料理に使用されます。
 “味噌煮込みうどん”は、八丁味噌仕立ての汁にコシの強いうどんを入れ、煮込んで作ります。
八丁味噌はほかの味噌と比べて栄養価が高いため、愛知県ではその健康効果も踏まえた赤みそ文化が強く根付いています。
 味噌煮込みうどんと一緒に給食で提供した“煮酢和え”は、お正月やお祭りなどで食べられている郷土料理です。大根や人参などの根菜と調味料を合わせて煮上げる料理で、シャキッとした触感を残すとよりおいしく食べることができます。
社会福祉法人恩恵会
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