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日本の郷土料理フェア~2023~

日本の郷土料理フェア

日本の郷土料理フェア 11月は「山梨県」です。
2023-11-27
 山梨県は内陸型の気候のため、一日の気温差が大きく年間の降水量が少ないことが知られています。
また、他県と比べて日照時間が長いことも特徴で、北杜市では全国平均を500時間以上も上回る2500時間を
記録しています。このような自然状況は果樹栽培に適していて多種多様な果実が生産されています。中でも
ぶどう、桃、すももは県を代表する果実で収穫量日本一を誇っています。
 
 また、県域の約8割を山林が占めており、お米が収穫できる水田はごく一部の平地に限られていました。
そのため粉食が食文化の一端を担い、「ほうとう」などの郷土料理が全国的に知られていきました。
打粉を付けたまま煮込むため、汁は粘性があり冷めにくく、体が温まる食事として冬には特におすすめです。
 ほうとうと一緒に給食で提供した「じゃが芋とひじきの煮物」は、富士山の山開きの日に食べられており、
山の幸と海の幸を使った料理をお供えして富士登山の無事を祈りました。栄養バランスにも富んでおり、
普段から親しまれている料理です。
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